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新古車って? |
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まずこれは「しんこしゃ」と読みまして、これは自動車業界用語みたいなものです。
新車でもない中古車でもない極めて新品に近い状態の中古車の事を指します。
実はこの言葉、表には出せない言葉なのですが、インターネットで検索しても
出るわ出るわ・・・と大人気です。
何故表には出せない言葉かと言うと、自動車には本来、「新車」と「中古車」の
二つの言葉しかないらしいのです。(登録されて使える言葉がって事ですが)
つまり、新車でも一度登録してしまえば、それは「中古車」と呼ばれてしまいます。
しかし、世の中には「登録だけ」して「使ってない」車が存在しているのです。
そんな美味しい車を「中古車」なんて表現したら、売る側にとってはマイナスですよね。
ですので「新古車」というなんて言葉が誕生し、これだけ流通したのではないかと私は
思っています。
でも、本当は「登録済み未使用車」との表現が一番正しいのでしょうかね・・・。
■何故存在する?新古車
上記の説明で、登録だけして「使っていない」車と書きました。
何故このような状態になるかと言いますと、原因の大半はディーラーにあるようです。
ディーラーの販売ノルマを達成する為に、新車を買って自社名義で登録する場合や、
試乗のため、又は展示車のために、またまた、お客様より注文され新車を買ったはいいが、
お客様の理由によりキャンセルしてしまったため・・・など等、色々とあるようです。
■新古車の定義
さて、ひとえに新古車と言っても、実は結構幅が広いんです。
未使用車だからキレイ!と思うのはちょっと待った!
販売店の中には、試乗で乗り回した車であったり、展示したままずーーっとエンジンを
回してなかったり、荷物置き場として活躍し変なニオイが染み付いていたり、車内が
汚れていたり・・・と、確かに未使用車ではありますが、こんな使用状況の車も少なくありません。
他のサイトでも「新古車の美味しい話に騙されるな!」みたいな記事も多く見つけます。
ですので、新古車の定義というものを、私が主観で勝手に書いてみました。
もちろんこれは私が個人的に書いたものですので、参考までにとどめて頂ければと思います。
条件1:未使用車である事。
当たりまえですよね。
条件2:走行距離。50キロ以下!
ちょっと多めにとりました。本当は2〜3Kmと書きたいところでしたが、
試乗や移動などを考えて、まあこれくらいは許せるかなーと思います。
条件3:室内キレイにビニール包装!
前オーナーが誰も居ない訳ですから、室内がキレイなのは当然。
シートやハンドル等にビニールシートがあれば良し。
条件4:外装も傷なし凹みなし、当然修復歴もなし!
あったらシャレになりませんよね。極めて新車に近い状態であるからこそ
新古車な訳ですので。
以上4つの条件をクリアしたものであれば、新車に近い新古車と思っても良いの
ではないでしょうか。
中古車全般に言える事ですが、車を買う場合は必ず現物を見て、出来れば試乗して
買うようにしましょう。それがヘンテコリンな車を買わない重要なコツです。
⇒
サンキョウ新古車検索
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